前日の朝見て1日大丈夫だと思ったのですが、翌日の朝にはこの有様です。夕方に一度チェックすれば良かったなぁ。
かなーりぐったりしてますが、たぶんまだ大丈夫。
水をやってから約1時間。まだぐったりしてます。
さらに5時間。かなり復活してきました。
翌日朝。ほぼ復活。
さらにその翌日朝。もう大丈夫でしょう。
よかった。結構内心焦ってました。
私は普段、たっぷり水をやって、回数はやらない、という考えで苗の水やりしてます。ここのところ2日に1回の水やりペースだったのですが、暖かくなって、それでは間に合わなくなったようです。気候の変化にもっと敏感にならないといけないですね。
水やり三年とか五年とかいう言葉がありますが、やっぱりなかなか難しいです。ついでなので、私の水やりの考え方など書いてみます。
私が水やりで考えているのは、以下の2点です。
1.苗を痛めない
「水をやるだけなのに、苗を痛めるのか!」って思うかもしれませんが、結構あります。典型的なのが次に上げたものです。
- 苗(種)と土が流れる
- 土が凍る
- 茎を折る
- 根腐れする
- 根がゆだる
- 葉っぱがやける
種蒔き直後になりますが、あまり水をたくさんやると、土が水で流されて、ついでに種も流れていってしまいます。
なので、土を十分に湿らせてから種をまいて、新聞紙で覆って保湿。発芽するまではできるだけ水をやらないようにしています。
発芽してからもしばらくは水はできるだけ弱く、回数多めで水やりしてます。
これも苗が小さいうちの話なのですが、冬場に土が凍ってしまうと霜柱が立って苗が浮いてしまいます。
冬場は夕方に水をやることはしないようにして対応していたのですが、やはり限界があるので、農電マットや温床で温度を取ってます。
水をかけるのは良いのですが、あんまり強いと茎を折ってしまいます。正確には「曲がっちゃう」が正しいかな。
水やりは優しく、でもあまり時間をかければ良いというものでもないので、それなりの強さに調整して効率的に水やりをしたいものです。
根がずっと水につかっていると根腐れしてしまうので、水が抜けるように育苗トレイは角材の上においています。
これは夏場の話。植物の茎や葉はそれなりに高温に強いのですが、根は温水に弱いです。
夏の盛りの昼間に水やりすると、水が温水になって苗が弱ってしまいます。
夏場の水やりは早朝か夕方。さらにピーク時にはハウス内に遮光シートをかぶせて太陽の光を弱くする対策をしています。
これも夏場の話だと思いますが、水を上からかけると、葉の上で水玉ができます。
この水玉がレンズの役目をして葉っぱをやいてしまうそうです。
やっぱり、早朝か夕方に水やりするのと遮光シートが対策ですかね。
苗が大きくなるトマトについては葉っぱ水をかけないように、葉っぱの下にノズルを入れて水やりしてます。ま、時期が4月頃なので、あまり意味は無いかもしれません。
2.水はたっぷりやる
水をやるときにはできるだけたっぷりやることにしています。土の上に水が流れるぐらいを目安にしてます。
上に言っているとおり、苗が小さいうちは、もうちょっと控えめに、土の上に水が浮く、ぐらいが目安ですね。
理由は3つあって、
- 水不足を防ぐ
- 空気を送る
- 水やりの回数を減らす
土は思った以上に水を吸収します。水をやって土を湿らせた程度だと、実は土の下の方まで水が届いていないことが多いです。
水が浮く程度になると、土が吸収できる以上の水をやっているんだな、と判断できます。
植物が育つには水や養分以外に空気が必要です。
水をたっぷりやると、水が下から抜けていきます。水が抜けたあとに新鮮な空気が入ってくるのです。
たっぷり水をやれば、水やりの回数が減らせますよね。単純に水やりの手間が減ります。
ということで、水切れ防止の優先度は低い、、、というのは言い訳です。ちゃんと気をつけます!
なっぱの収穫時期なんですが、これは出荷できないなぁ。虫食いがひどい。
去年はそこそこうまくいったんですが、ふーむ、来年は何か考えねばなりませぬ。
先週の出荷作物
- しばらくありません。orz…