無線LANコンバーター

ここしばらく、iPadの調子がおかしい。
無線LANにはつながるもののインターネットに接続できない。
調べてみるとIPはとれているものの、アドレスがちょっと変だし(※)、ゲートウェイの設定もされていない。どうも隠れたDHCPサーバがいるような気がする。
※DHCPの割り振りを2-50の間に設定しているのに、100が振られている。


面倒だけどネットワークのパケットをキャプチャして調べてみました。

簡単に解説すると

  • 84 ipad が IP の要求を出す(DHCP DISCOVER)
  • 85 192.168.1.249 がIP候補を通知(DHCP OFFER) ←変
  • 87 ipad が指定されたIP候補でのIP取得を要求(DHCP REQUEST)
  • 88 192.168.1.249 がIP取得を了解(DHPC ACK) ←変
  • 89 ルータ(192.168.1.1)が87に対して要求を却下(DHCP NAK)
  • 91 ルータ(192.168.1.1)が新しくIP候補を通知
  • … ipad はすでにIP取得しているので無視 ←結局おかしなIPのままになってしまう


私の家では 192.168.1.1 がルータ兼DHCPサーバという設定にしているのですが、どうやら 192.168.1.249 という物もDHCPサーバになっていて、こいつが邪魔をしているようです。何だろうと調べてみたら、、、
テレビをLANに繋ぐために買った、無線LANコンバーターのMKZ-SC300N2でした。

マニュアルには「PCに接続しているときだけDHCPサーバとして機能する」みたいなことが書いてあるのですが、どうやら普段からDHCPサーバが動いているみたいです。「DHCP自動検出」という項目名になっていて、やや違和感がありますが、これを「無効」にして一件落着。無事にipadからインターネットにつながるようになりました。

しかし、これは結構な地雷だなぁ。

(2012/09/02 追記)
少し調べてみたら、「DHCP自動検出」が「有効」になっていた場合、他にDHCPサーバがいないかどうかを確認しているようです(「DHCP DISCOVER」パケットを出していた)。想像になりますが、DHCP DISCOVERに対する応答が無いと、自分自身がDHCPサーバとして機能し始める気がします。
最近雷によるプチ停電があるので、ルータが再起動する前に無線LANコンバーターが起動してしまって今回の状況になったと思われます。
停電後には一度無線LANコンバーターを再起動してやればいいのかもしれません。ただ、その間に間違ったIPを取得してしまった機器のIP再取得もしないと動作がおかしくなるはずなので、やっぱり「DHCP自動検出」は「無効」にしておいた方が無難そうです。

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無線LANコンバーター への2件のフィードバック

  1. かずゆき のコメント:

    うちの子が遊びすぎたからでは!?なーんてドキドキしましたがそういう問題ではなかったのですね

    • たけ のコメント:

      あ、いやー、違います。そんなことはありません。
      ネットワーク対戦ができない、って文句を言われるんじゃないかと思って、一生懸命に調べた、ということはありますがw。

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